油揚げが爆ぜる音

ゆるふわノンフィクションの暴力

この時期パン1は辛いものがある

知り合いに自分が書いた文章を読まれるのは、どうにもむず痒い。だって、実質全裸を見られるのとそこまで変わらないじゃないですか!?

 

創作全般に言えることだけど、特に文章って作者の趣味嗜好がダイレクトに現れるというか、影響された作家とか主義思想が剥き出しになってるわけですよ。つまりパンツまで脱いでるんですよ。その上で友だちとか読者の方に嬉々として見せるって、もう露出狂なわけですよ。迷惑防止条例違反なわけですよ。それで僕らはエクスタシー感じてるからド変態だよなって話で。

でも流石に人前で文章発表する時はパンツは履くじゃないですか。何ならムダ毛も処理してツルッツルにするじゃないですか。僕の場合、普段の文章書くときの癖を一回リセットして削ぎ落とすんですけど、それでも周りから「お前の文章は特徴的だ」って言われますから!隠してもシルエットでわかるみたいな、恥じらいを持った準公然わいせつ的な状態なんですよ。

 

そこで思ったんです。僕の創作上の特徴って何なんだろう? って。

 

僕が今投稿してる小説『Muse Night』からわかる特徴は、

  1. 三点リーダーを多用する
  2. キャラの背景における父親の重要性
  3. 呼び名へのこだわり

これなんですよ。

 

ここから推測される趣味嗜好って

  1. 含みのある表現を好む
  2. ファザコン
  3. 呼び方を変える・変えられることを望む

こうなりますね。

 

ええ、全部当たってます。気持ち悪いほどに当たってます。

 

キャラの特徴から推察するなら、

  1. 主人公格は飄々とした性格
  2. 女性キャラは大概S気味
  3. ファッションはパーカー率が高い

 

無意識的なんですけど、全部僕の好物なんですよ。気持ち悪いよね。

 

また、表現の節々から新藤晴一氏のオマージュがあったり、推理シーンがあったり、作者の好みの数々が体現されてます。

 

そして、周りからよく言われる僕の文体の特徴は、

  1. 無駄にレトリックにこだわる
  2. 難しい言葉を使いたがる
  3. 読点は一文に二つか三つ

即ち、

  1. かっこつける
  2. 頭いいふりをする
  3. 早口であまり文章を区切らない

こういう事になるんじゃないかなって(ムリヤリ)。

これね、プロファイリングとかに使えるわ。

 

ところで皆さん気づいたでしょうか? 今まで勢いで文章を書いていることに……。なるべく狐構文を使わないように、たぶん推敲しないで投稿すると思うんですけど、これで僕っぽいってなったらパンツ燃やします。